其の六十四:WEBディレクション総集編2-②:打ち合わせ
【マンガで学ぶWEBディレクション講座】
大手草履問屋 伊勢屋のリニューアル案件を何とか完了させた新之助。七転八倒する中にもきっと学びがあったはずだ。新之助の成長ぶりを総集編で振り返っていこう。第2回は、やり方次第で内容に差が出る「打ち合わせ」だ。
<総集編もくじ>
総集編2-①:受注判断~オリエン
総集編2-②:打ち合わせ ←今回はここ
総集編2-③:オンライン会議
総集編2-④:企画・見積
総集編2-⑤:顧客対応“あるある”
総集編2-⑥:社内対応
総集編2-⑦:炎上対応
打ち合わせを「お客様の要望を聞く場」と考えていると、仕事全体が受け身になってしまいます。より積極的に、価値ある提案をしていくためには、本質的な要望を聞き出す姿勢が大切でしたね。
また、打ち合わせで決まった内容を抜け漏れなく制作へ反映していくことがプロジェクト進捗の要。自分なりのメモ術や、メンバーにすぐ動いてもらうための工夫も、ディレクターに求められる手腕ですよ。
新之助さんがここで学んだポイントをおさらいしてみましょう。
◆打ち合わせ
其の四十一:なぜ「What」より「Why」を聞き出した方が提案のレベルが上がるのか?
お客様から「◯◯をやりたい」と要望があった時、それをそのまま実施するだけでは、本当の意味でお客様の課題を解決する提案はできません。お客様はなぜ「◯◯をやりたい」のか、まずはその理由に迫りましょう。
先週の定例会で話し合ったコンテンツの構成案、覚えていますか? 雰囲気だけになっていませんか? 他の案件と混同していませんか? ……人の記憶はあてにならないものです。打ち合わせでは「記録」を重視しましょう。
其の四十三:メンバーの意識を離さない! 打ち合わせ直後のアレ
お客様との打ち合わせでやることが決まったら、次はメンバーに作業してもらうフェーズです。忙しい中で後回しにされてしまわないよう、打ち合わせ後のフォローを行うのもディレクターの役目ですよ!
(^^♪ 次回:総集編3回目 → オンライン会議を効率アップするには?