NEWS ABOUT Solution WORKS TEAM BLOG お問い合わせ JP EN

其の六十二:これなくしては終われない! 経験を次に活かすための総仕上げ

【マンガで学ぶWEBディレクション講座】

戦国WEBディレクション講座

新之助がディレクターとして臨んだプロジェクトは、ミネアサヒのサポートを受けながらも無事に完了した。ミネアサヒの持つ「お宝」を知り、学びを新たにする新之助だったが、ともかく終わったのだから一件落着。そそくさと次の案件に取り掛かり始めるのだが…

登場人物紹介

~ ディレクターの進行管理遍 ~初回の接見に丸腰で挑むとは愚かなり!

ディレクターつや姫のワンポイントアドバイス

今日も殿を怒らせてしまいましたね。。。

ひとつのプロジェクトが終わる前にもう次が始まっているのがこの業界。忙しいのはわかりますが、プロジェクトが終わったら必ず一度振り返ることが欠かせません。良かったことも悪かったことも、次のプロジェクトへ活かすためにはこのステップが必要だからです。振り返りまでをプロジェクトの一部と考え、必ず実施しましょう。

振り返りでよく使われるのが「KPT」というフレームワークです。

「Keep」は、良かったこと・継続したいことを可視化する
「Problem」は、課題・改善するべきことを可視化する
「Try」は、挑戦するべきこと・具体的な改善施策を共有する

今日も殿を怒らせてしまいましたね。。。

メンバー全員が集まって「Keep」と「Problem」を書き出し、「Try」にまとめていくのがKPTを使った振り返りの手法です。ポイントはTryを具体的な行動に落とし込むことです。「XXしないよう注意する」といったような、解釈を人に任せる決め方は避けましょう。

例えば、今回の新之助さんなら下記のような形です。

「Problem」
機能追加の依頼に対して、よくわからないまま「できます」と言ってしまった

「Try」
×「不用意な発言に注意する」
◯「お客様とのミーティング前にアジェンダを出し、話す内容をロールプレイしておく」

これなら、少なくとも今回と同じような問題が発生する恐れはぐっと低減できそうですね。

振り返りはただの反省会ではありません。プロジェクトで得た経験を共有し、次へ繋げる価値ある時間です。時間も、あらかじめ項目を考えて持ち寄れば30分程度で終わるでしょう。ディレクターである新之助さんはぜひ率先して参加しましょうね!

教訓:丸腰で臨むは負けフラグ!

(^^♪ 次回:総集編! 新たなプロジェクトへ挑んだ新之助の成長を振り返ろう

Twitter もよろしくの

関根 聖二
ひとつ前の投稿 ひとつ前の投稿
ひとつ前の投稿 ひとつ前の投稿 #58 文系でも理解できる教育DX:LTI 編