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其の六十一:ディレクションの真髄! 実力の差はここに出る

【マンガで学ぶWEBディレクション講座】

戦国WEBディレクション講座

新之助の不用意な発言に端を発し、大炎上に陥ったプロジェクト。新之助が立て直しを図るも状況は好転せず、最終的にミネアサヒがサポートに入り何とか事態を収拾へと漕ぎ着けた。ミネアサヒと共に今回の経験を振り返る中、新之助はある疑問を持ったのだった…。

登場人物紹介

~ ディレクターの進行管理遍 ~初回の接見に丸腰で挑むとは愚かなり!

ディレクターつや姫のワンポイントアドバイス

今日も殿を怒らせてしまいましたね。。。

今回の炎上対応について、殿が新之助さんとどう違ったのか、振り返ってみましょう。

一つ目は、「やったこと」です。

混乱した現場を立て直すにあたり、まず必要なのは、関係するクライアントと制作スタッフ全員が「やるべきこと」を常に認識できる状態にすることです。

具体的には、このような作業です。

○ 現時点で残っているタスクを全て明確にし、共有する
○ 各タスクについて「誰が」「いつまでに」やるかを決める
○ 定期的な会議を設定し、進捗を共有する

これにより、全員が作業の優先順位を把握でき、それぞれ今やるべきことに集中して取り組める環境を整えることができます。

これって、プロジェクトマネジメントにおいてはごく基本の、当たり前のことですよね。でも、混乱した時こそ徹底して基本を確実にこなせる人が強いのです。

もう一つは、「持っているもの」です。

殿が持っているもの=「お宝」とは、これまで仕事をしてきた中で築き上げてきた、クライアントや制作スタッフとの信頼関係のこと。信頼は仕事の土台を固める要素ですから、積み上げた信頼があればこそ、重い仕事・厳しい仕事にも揺らがず、共に取り組むことができるようになるのです。

これは一朝一夕でマネできるものではありませんね。厚い信頼関係を築くには、少しずつ、しかし確実に実績を積み重ねていくしかありません。

「やり方」を覚えるだけでは、「仕事ができる」ようにはなれないのです。信頼によって人に動いてもらえる関係性づくり、つまりチームマネジメントに、時間をかけて取り組んでいきましょう。

教訓:丸腰で臨むは負けフラグ!

(^^♪ 次回:【総集編】新たなプロジェクトに挑んだ新之助の様子を振り返る!

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