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其の四十:オリエンは聞く場ではなく決める場ぞ!

【マンガで学ぶWEBディレクション講座】

戦国WEBディレクション講座

スイスイディレクター ミネアサヒの指導のもと、新たなプロジェクトに取り組む七転八倒ディレクター 新之助。ある日、大手草履(ぞうり)問屋伊勢屋からコンペ参加依頼の書状が届き、社内で検討の結果、参加することが決まった。まずはオリエンに参加し、いろいろと話を聞いてきた新之助だが…。

登場人物紹介

~ディレクターの顧客対応遍~会話:オリエンは聞く場ではなく決める場ぞ

ディレクターつや姫のワンポイントアドバイス

今日も殿を怒らせてしまいましたね。。。

新之助さんはオリエンの目的を「クライアントの話を聞く」ことに置いていたようですね。しかし、スイスイディレクターは違います。オリエンの目的は「決める」ことにあるのです。

オリエンで企画の方向性まで決めてしまえれば、後がとってもスムーズになるんですよ。

「聞く」ことを目的にオリエンへ参加した場合、持ち帰って検討することが企画の第一歩になります。これだと、ブレストでアイデアを出し、方向性が具体的になったところで、もう一度質問したいことが出てきてしまいますね。自社の会議室でメンバーといくら話しても、自分たちの感覚でしか判断できません。

しかし、先にある程度の方向性案を準備し、どの案にするか「決める」ことを目的に参加した場合、オリエンの中で方向性を固めることができます。あとはブラッシュアップに注力でき、さらに、事前にプレ提案を行う余裕もできます。最後はプレ提案に対する意見を汲んだ上で、プレゼン本番に精度の高い提案ができるというわけです。

どちらの提案が通りやすいかは、言わずともわかりますよね。

もちろん、「決める」目的でオリエンに臨むにはそれなりに準備の手間が必要です。しかし、この手間を惜しむと「聞く」ことがスタートになるため、結果的に、頑張っているのに成果が出ない七転八倒ディレクターになってしまいます。オリエンには準備を惜しまず、「決める」姿勢を持って参加いたしましょう。

教訓:決める姿勢で一歩先行

(^^♪ 次回:顧客の要望を知るために「What」より大切なものは? >>

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