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其の三十九:「まずは聞いてみよっ♡」のオリエンは負け戦(いくさ)の始まり

【マンガで学ぶWEBディレクション講座】

戦国WEBディレクション講座

スイスイディレクター ミネアサヒの指導のもと、日々研鑽を積んでいる七転八倒ディレクター 新之助。そこへわらじ問屋大手の伊勢屋からWeb制作依頼の問い合わせが届き、コンペに参加することとなった。最初のオリエンを前に余裕を見せる新之助だが…

登場人物紹介

~ディレクターの顧客対応遍~初回の接見に丸腰で挑むとは愚かなり!

ディレクターつや姫のワンポイントアドバイス

今日も殿を怒らせてしまいましたね。。。

「オリエン(オリエンテーション)」「顔合わせ」「キックオフミーティング」など、言い方はさまざまですが、プロジェクトにおける初回の打ち合わせは非常に重要な機会です。「顔合わせ」を文字通り行うほど世の中暇ではありませんよ~♥。貴重な時間をお互いに無駄にしないために、しっかり準備して臨みましょう。

まず、打ち合わせ前に電話やメールで担当者と連絡を取り、依頼内容をできるだけ把握しておくこと。もちろんまだ提案はできませんが、似たような実績や参考になりそうな競合の事例を用意することはできますよね。URLを挙げるだけでなく、コンテンツを分析してまとめたり、可能な範囲で成果の数字を整理するなど、お客様にとって有益な情報はいろいろとあるはずです。

お客様側もまだ考えが固まっていない段階ですから、用意した資料が的外れになることも十分にあり得ます。しかし、外れたとしても「こうじゃない」ことがハッキリしますし、それを土台に話し合いの中で方向修正ができます。土台がフワフワでは何を話しても糠(ぬか)に釘打つようなものですから、結果的に外れだとしても準備しておくことには意味があるのです。特にコンペ案件においては、手ブラで臨むよりも一歩リードできるというわけです。

また、お客様への第一印象も大きく変わります。先回りして準備してくる会社か、こちらが言うまで何もしない会社か。ここでの印象がその後の関係性構築や仕事の進め方にも大きく影響してくるので、気を抜けませんよ。

受注が決まっていないのに準備に工数をかけるべきか、悩む方もいらっしゃるでしょう。しかし、最初にしっかり準備することは受注の確率を高めることにつながります。最初の手間を惜しんでいつも「顔合わせ」で終わってしまうことのないよう、準備はしっかりいたしましょうね!

教訓:丸腰で臨むは負けフラグ!

(^^♪ 次回:オリエンは聞く場所ではなく〇〇する場ぞ。そなたならわかっておるの? >>

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