工数管理DXを活用する現場の声~管理職編~ (DX#76)
弊社のメンバーがDXアプリ「Playth(プレイス)」をどのように活用しているか、現場の生の声をインタビューしてお届けするシリーズ。これまでディレクター編、デザイナー編、バックオフィス編、システムエンジニア編と開催させていただきました。
好評につき、今回は、チームのマネジメントや売上の管理を行うリーダー(管理職)編をお届けします。
インタビュアー
ディレクターチーム
リーダー
【 目次 】
よく使う機能は?
では熊田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず、Playthの機能としてよく使うところはどんなところですか?
「ワークログ」の「プロジェクト収支一覧」を見てますね。
あ、それなら私(バックオフィス担当:諸星)と一緒ですかね?
まずはこの先数カ月の全プロジェクトでの売り上げ予測を確認して、次に、このプロジェクトはちょっと売り上げが少ないな~、何か対策できないかな~、と、個々の対策を考えたりします。
なるほど。
次にメンバー一人ひとりに絞って、それぞれの売り上げを見ます。
月1回の売上収支会議での発表に向けて、そういうことを確認してるかな。
チームメンバーの負荷分散
例えば、その月に担当しているプロジェクトが少ないメンバーに、担当プロジェクトが多いメンバーから振り分けたりはしますか?
負荷の分散で Playth は活用しますが、売り上げ予測とは違うところで見ています。各メンバーの売上とその月の負荷って、直接結びつかない場合もあるんですよね。
そうなんですね。
その月に売り上げが出ていなくても、何ヶ月か先の納品に向けて動いていて忙しいっていうパターンもあります。
確かに。一ヶ月で終わるプロジェクトもあれば、年単位のものもありますからね。
そう。それと、売り上げはプロジェクトリーダーに紐づいているんですが、作業は別の人が中心だったりする場合もあります。
そのパターンもよくありますね。
メンバーの負荷は、個々のワークログを見ながら、本人から直接聞いた話と合わせて判断しています。
なるほど~、DX の機能ごとの特徴を見極めて、活用するデータを使い分けるのも、今やリーダーの重要なスキルですね!
プロジェクト収益のマネジメント
他に「プロジェクト別収支一覧」で注目して活用しているところはありますか?
「プロジェクト別収支一覧」では、工数が赤字になっているプロジェクトを見ていますね。
まさに「工数管理」ですね。
赤字が多いプロジェクトについては、その原因を担当メンバーにヒアリングしつつ、黒字化する方法を一緒に模索して、改善策を実施しています。
データで数字がわかっても、それをもとに担当メンバーとのコミュニケーションを大切にされてるんですね。
特に定期的に請求が出るような運用のプロジェクトは、単月赤字が出る傾向があります。ただ、話を聞いてみると一時的なことで、年間を通せば黒字になるようなものもあるので、一概に数字だけで判断することはできないんですよね。
うんうん。コミュニケーションが大切ですね。
こんな機能があったらもっと便利?
あとは、毎月の売上収支会議で実施しているような内容ですけど、売上が前年の今頃と比べてどうか、などを見てますね。
なるほど。
リーダーは各プロジェクトの裏事情も把握しておく必要があるし。
今年は去年と比べて売り上げが少なかったら「どうしてかな?」と理由を分析するのに使ってます。
売上の比較はどのように行っているのですか?
現状は、前年と今年の売上をそれぞれのタブで出して、画面を切り替えて見る必要があるんですけど、前年同月比 2022年7月と2023年7月をパッと一画面で比較できるような機能があったら、もっと便利ですね。
ああ~、確かにそうですね!
そういえばこの前、ちらっと話を聞いたのですが・・・タスク管理で、いわゆる「カンバンボード」を使っているそうですね?
はい。クライアントごとの受注ステータスの管理で、別のクラウドアプリを使っています。(画面を共有)
(共有画面を見ながら)これ、「結果待ち」とか「検討中」とか、ステータスが細かく分かれていて、見やすくて便利ですね。
そうなんです。Playthにも「未受注」や「受注」、「失注」、「完了」などのステータスがあるのですが、未受注の中でも「相談あり」や「結果待ち」、「検討中」などの詳細なステータスがあって、受注の管理ができればもっと便利になりそうですね。
確かに!
未来の売り上げ予測が便利!
他に熊田さんの思う「Playthの便利な機能」はありますか?
過去と現在だけじゃなく、未来の売上予測ができるところが便利ですね。
確かに会計ソフトでは確定した売上データしかないですからね。
今まではよく分からなくて「神頼み」みたいな感じだったけど、「〇月はこれだけ売り上げが見込めるな」と見えるのは安心材料に繋がりますね。
神頼みw
リーダーとしては少し先を見ながらメンバーをリードしていく必要があるから、未来の数字があると動きやすいですね。
数字をもとにメンバーの行動を促すことにつなげていくということですね。
もちろん基本はメンバーと丁寧にコミュニケーションをとりながらプロジェクトを進めるのが大事なんだけど、例えば前年の売り上げ推移と今年を比べて、今後どうなっていくかな、とか。
そんな時にわざわざ昔の売上をひっぱり出してこなくても Playth のログで確認できますね。
人の力でカバーするのが難しいところはPlaythの機能をうまく活用する。そうすると相乗効果が生まれて、より良いプロジェクト進行につながると感じています。
なるほど!いつものPlaythを活用しつつ、メンバー1人1人の状況を丁寧に見ている熊田さんの姿が目に浮かぶようですね。
熊田さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
全体を俯瞰しつつも、メンバーの業務の深い部分まで分析しているところは、リーダーならではの視点ですね。
今後も社内メンバーやユーザーの皆様から意見を集め、より使いやすいアプリケーションへとアップデートを重ねていく予定です。
ディレクター・プロジェクトマネジャーやデザイナー、エンジニア、バックオフィス、リーダーにメンバー。職種や役職を選ばず、すぐにお使いいただける工数管理アプリ「Playth」。一度お使いいただくと、そのメリットを実感いただけるかと思います。ぜひお気軽にお問い合わせください。