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ディレクターなら抑えておきたい、2つのコミュニケーションテクニック ~より良い関係作りのために~

みなさん、コミュニケーションとれてますか~!!

意識的だったり、無意識だったり、なんとなくだったり、情熱的だったり、
会話、ボディーランゲージ、視線、発する空気やオーラなど、
日々、様々な場面と方法でコミュニケーションしていますよね。

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そんな誰しもが行っているコミュニケーションですが、
私、ディレクターをしておりますので少々気を付けながら、
意識しながらコミュニケーションをとるように心がけております。

ディレクターとして
仕事としてコミュニケーションを行う上で、
クライアントから以下のようなことを引き出したり、
築いていく必要があります。

 

・クライアントの気が付いていない潜在的なご要望を引き出す
・クライアントを理解し、自分事として会話、提案を行う
・お互いを尊重し大切にできる良い関係を築く

よく、
「ターゲットは?」「目的は?」「予算は?」「競合は?」「ベンチマークは?」「不満は?」「悩みは?」などと、
ストレートに質問しても、
わかっていることは回答いただけますが、
気が付いていないことは一緒に深く掘って探す必要がありますし、
その結果、最初にお答えいただいた内容も変化していったりします。

では、電話やメール、打ち合わせや会議の場で、
どんなコミュニケーションをとることで良い結果が得られるのか?
これに明確な答えは無いのですが、
少しでも答えに近づけるような初歩的なコミュニケーションテクニックを紹介します。

テクニック1「繰り返す」

〇繰り返す効果
まずはすごく簡単なテクニックです。
相手が言ったことを、1度繰り返すだけで、
「この人はこちらの言ったことをきちんと聞いて、コミュニケーションしてくれているんだな。」と感じてもらえます。

例えば、
「ここを目立たせたい」と言われたら、
返す言葉は「はい、わかりました」ではありません。
「ここを目立たせたいんですね。かしこまりました!」と、相手の言葉を繰り返します。

自分が誰かと話しているときでも、
うん、はい、わかりました、だけだと
「本当に今の話聞いてた~?」となりませんか?

繰り返すことで、相手も話を聞いてもらったと感じますし、
自分も繰り返すことで記憶に残りやすくなります!

さらに、
「ここを目立たせたいんですね。かしこまりました!目立たせることで○○や××も良くなりますね!」
などアレンジできれば尚良しです!

テクニック2「相槌バリエーション」

〇相槌は1つではなく、4つ使う
相槌を打つ場合「はい」だけを使っている方がよくいますが、
これも自分が誰かと話しているときにこの反応だと、
「本当に今の話聞いてた~?」となりませんか?

例えば、
「これを右にしてください」
「はい」
「少し下にもボリュームが欲しいな」
「はい」
「ここって赤くできますか?」
「はい」
「今伝えたこと理解してもらえました?」

となってしまいますので、これを、

「これを右にしてください」
「はい」
「少し下にもボリュームが欲しいな」
「うんうん、なるほど」
「ここって赤くできますか?」
「ええ、可能です。」

相槌にパターンがあることで、
会話にリズムも生まれますし、
「この人はこちらの言ったことをきちんと聞いて、コミュニケーションしてくれているんだな。」
と感じてもらえます。

練習方法としては、
誰かと話している自分を想像しながら、
はい、ええ、うんうん、なるほど、この4つをランダムに口にすると、実際の会話の際にも自然に使うことができるようになります。

さらに、
「はい、右ですね。」
「うんうん、なるほどそれは必要ですね。」
「ええ、赤にすることは可能です。赤にすることで○○な効果が期待できそうですね」
などアレンジできれば尚良しです!

でも、本当に大事なこと

でも本当に大事なことは「愛」です。
どんな時も「愛情」をもってコミュニケーションをとること。

・相手の考えていること、相手が何を伝えようとしているのかを考える
・相手のわかる言葉で伝える(一方的に伝えない)
・コミュニケーションがうまく行くように、場の空気を作る
・相手の事ではなく、自分事として対応する

なかなか以下のように言葉にするのは難しい(恥ずかしい)ですが、
「あなたのことを毎日考えています!」
「真剣に話を聞いているので安心してください!」
「とても貴重な意見を、いつもありがとうございます!」
が伝わると、
相手からの信頼も得られ、
コミュニケーションも円滑になり、
今後の関係も相思相愛で円満に!
愛情は一石二鳥にも三鳥にも広がっていくのではないかと思っています。

誰しも愛してほしいですもんね!

終わりに

いかがだったでしょうか。
テクニックはただの技術ですが、それができるできないでそのあとの関係に大きな変化が生まれます。
さらにそれに愛を乗せていけると、とてもいいですね。

・お客様のご要望に応えたい
・期待を裏切らないアウトプットをする
・お客様やそれを見た人に喜んでほしい
などなどディレクターなら様々な思いがあると思いますが、
なかなかコミュニケーションがうまくいかない人は今回紹介したテクニックを使って、
スムーズで心の通ったコミュニケーションに近づけるといいですね!