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Photoshopを使ってクッキーを焼いてみる。

こんにちは!近藤です。
もうすぐクリスマスですね。 どこに行ってもクリスマスソングが聞こえてきて、この季節はウキウキします♪
せっかくなのでphotoshopでなんかクリスマスっぽいもの作ろうかなと思い、クリスマスクッキーを作ってみました!使える機会は少ないかもしれませんが、photoshopでクッキーの質感を表現する方法を紹介します!

制作環境はWindows、photoshopCCです。レイヤー効果のサイズ等は、適度に変更してみてください♪

1.クッキー生地をつくる

まずは作ってみたいクッキーの形をつくります。
今回私はMERRY CHRISTMASのMにしてますが、なんでもOKです。色は、#d5ac64にしています。

 

2.クッキー生地に効果をつける

クッキーのレイヤーに、下の画像のようにレイヤースタイルをかけます。

●ベベルとエンボス
ベベルとエンボスの構造・陰影については下の画像を参考にしてください。テクニックをシゼルハード、深さやサイズはプレビューで見ながら調整するといいです。

輪郭は半円に指定します。

テクスチャは、アーティストのパターンの中にある花崗岩を使用しています。
階調の反転にチェックをすることで、ボコボコした質感を表現します。

●シャドウ(内側)

こんな感じになりました。
すでにちょっとクッキーっぽい(゚∀゚)

 

3.焼き目をつける

次に、クッキーの焼き目をつけてよりリアルにしていきます。

描画色を#aa5611、背景色を#d5ab63に指定します。

 

焼き目用に新規レイヤーを準備し、左図のようにクッキーの形を選択して背景色で塗りつぶしたあと、ソフト円ブラシを使ってぼんやりと焼き目をつけます。

 

このレイヤーをスマートオブジェクトに変換後、「フィルター>フィルターギャラリー>スケッチ>ちりめんじわ」の効果をつけます。

 

フィルターをかけたら、焼き目レイヤーの描画モードを「ソフトライト」、不透明度を「75%」に指定します。

焼き目がつきました。おいしそう。。
ちりめんじわのフィルターをかけることで、クッキー独特のぼこぼこというか素材感みたいなものが表現できますね。

 

4.アイシングのラインを描く

次に、アイシングのデコレーションをします。

クッキーレイヤーのサムネイルをCtrl+クリックして、クッキーの選択範囲をとります。
「選択範囲>選択範囲を変更>縮小>15px」を指定して、選択範囲を縮小します。

 

選択範囲をとったまま、レイヤーパネルの「選択範囲から作業用パスを作成」をし、パスを作成します。
このラインがアイシングのラインになるので、カクカクしている部分などはダイレクト選択ツールで修正します。直線よりフリーハンドっぽいほうがそれっぽくなります。

 

こんな感じになります。

 

ブラシの種類をハード円ブラシ、太さを4px、色を#f8f8e5に指定し、アイシング用の新規レイヤーを準備します。
アイシング用の新規レイヤーを選択状態にし、ダイレクト選択ツールでパス上を右クリック→「パスの境界線を描く>ブラシ」を指定すると、左の図のようにパスがブラシで描かれます。

 

5.アイシングの効果をつける

アイシングに効果をつけて、よりリアルにしていきます。

●ベベルとエンボス

●ドロップシャドウ

じゃーん、こんな感じになりました。これで一連の流れは完了。
おいしそうな感じにできあがりです!!

 

*こんな感じにもできます♪

これだけだとちょっと淋しいので、クッキーやアイシングの色を変えたりすると、もっとデコデコした感じにもできちゃいます!
アイシングのレイヤーに効果をつけたままブラシで描くと、チョコペンで描いているような気分になって楽しいです(゚∀゚)

ちょっとラインを増やしてみたり・・・

 

クッキー生地の色を変えて、全体を塗ったり・・・

 

チョコスプレーをかけてみたりすると、だいぶデコデコしてきますね♡

 

今回も弊社甲斐にイラストを描いてもらいましたが、同じように効果をつければ簡単にかわいらしいクッキーになっちゃいます(゚∀゚)!!

いかがでしたでしょうか!
スイーツのモチーフって本当にかわいいですよね(◆*’v`*)

今回が2013年最後の更新になります。
2014年もスパイスワークスをよろしくお願いいたします!それでは皆様良いお年を!