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構造化データで実現するセマンティックwebは人にもやさしい?

様々なWebサイトの情報は、人間にわかるための文章で書かれてはいますが、表現方法は様々なため、必ずしもコンピューターにとってわかりやすいものとは限りません。
それらの意味をコンピューターでも効率よく解釈でき活用出来るようにしていこう、というのがセマンティックWebという考え方です。
Webサイトを閲覧する際に切り離せない検索でもこの考えは非常に重要で、今日では構造化データという方法で様々な活用がされています。

セマンティックWebとは

セマンティックWebとは、Webページに記述された内容について、それが何を意味するかを表す「情報についての情報」(メタデータ)を一定の規則に従って付加し、コンピュータシステムによる自律的な情報の収集や加工を可能にする構想。
引用元:IT用語辞典 e-Words 「セマンティックWeb」

構造化データとは

Webページにおける構造化データとは、ページの構造を検索エンジンに、より分かりやすく情報を伝えるための専用のデータ形式のことです。
現在の検索エンジンでも表示されている情報を解析し、どのようなコンテンツであるか理解し高精度な検索結果として返してくれますが、この構造化データをWEBサイトのソース内にマークアップすることで、より正確で詳細な情報を検索エンジンに理解させることが出来るようになるのです。

 

構造化データにはルールがある

あるイベントを記述するマークアップ例
schema_code

構造化データの中に、イベント名や開始日、場所などが記述されているのがわかります。

これらの記載要素は、Google、Yahoo!、Microsoftらが共同で取り組んでいる共通化されたボキャブラリー「schema.org」で定義されているプロパティ[属性]とバリュー[属性値]の形式でマークアップする必要があります。
各ボキャブラリーは https://schema.org/ で確認・検索することが出来ます。
例えばレシピのページに構造化データをマークアップする場合の要素一覧では
https://schema.org/Recipe
schema_01

調理時間や揚げ物や蒸し物といった調理方法、前菜やメインディッシュといったレシピのカテゴリなど細かく指定できることがわかります。

 

構造化データのメリット

このような細かな構造化データをマークアップすることで、ユーザーが検索したワードにより適した結果を返してくれるだけで無く、特別な表示リッチリザルトとして検索結果を表示されるようになる場合があります。

リッチリザルトとは
Googleなどで検索を行った際に以下のような表示結果を目にしたことは無いでしょうか。
schema_02「ビーフシチュー」という単語の検索結果ですが料理の写真、調理時間の他、エネルギー塩分相当量などまで表示されています。
このように検索の内容によって結果がカスタマイズされた表示のことをリッチリザルトと呼びます。

リッチリザルトの種類

レシピ以外にもリッチリザルトには様々な種類があります。
検索結果からサイト内検索が出来る検索窓
評価・レビュー表示や商品の価格表示
イベント情報、Q&A表示など様々です。
これらのリッチリザルトは今後もニーズによって種類や表示形式が変わってくると考えられています。

パンくずリスト
schema_07

Q&A表示
schema_06

イベント表示
schema_05

評価・レビュー表示
schema_04

サイト内検索
schema_03

 

構造化データを実施するには

構造化データを実施(マークアップ)しようとした場合には、
前述の通り、「schema.org」で定義されているボキャブラリーでマークアップする必要があります。
これらを調べ、どの要素を採用するか、検討が必要になります。
当然細かければ細かいほど検索エンジンには情報が伝達されますが、その分工数もかかってきてしまいます。
何をどこまでマークアップするかバランスを見て採用する必要があります。

その他の実施方法として、公開中のページやソースから構造化データを作成する
構造化データ マークアップ支援ツール
というものがGoogleから提供されています。
サイトのデータタイプを選択し、ページ表示内から範囲選択しこれは名前、これは画像と直観的にプロパティと値を結びつけることが出来ます。
schema_08
現在は、
「Q&A ページ」「イベント」「ソフトウェア アプリケーション」「テレビ番組のエピソード」「データセット」「レストラン」「商品」「地域のお店やサービス」「映画」「書評」「求人情報」「記事」
の12のデータタイプが選択出来るようですが、その他のデータタイプも今後増えていくことを期待しています。

 

まとめ

このように構造化データで活用することで検索エンジンにやさしい形式、ひいてはリッチリザルトのようなユーザーにもやさしい検索結果対策に繋がるため恩恵が多く、コンテンツによってはもはや必須のものと言えるでしょう。