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#25 UI/UX でデータ民主化を実現

DXでデータを民主化する

デジタルトランスフォーメーション(DX化)の目的は、既存の工程を変革して生産性を向上させ、市場で優位なポジションを獲得するためにあります。しかしDX化したからといって、経営層やマネジメント層、管理部門がデータを分析し、現場に指示を出すというトップダウンの組織では時代のスピードについていけません。なぜなら、データ分析から現場への指示出しまでに時間が掛かりすぎるためです。データ化の目的は分析することではなく、組織メンバーの行動を変容させることです。現場のスタッフがデータを活用してリアルタイムに改善を行える環境を用意しておくことが欠かせません。データの所有者が、経営層などの上層部から現場へと変化しているのが時代の潮流です。

現場が活用できるデータUI

しかし、現場は忙しいのが常。日々業務に終われ、データ分析の時間を取ることもなかなかできませんし、データから傾向を読み解くことも一苦労でしょう。だからこそ必要なのが、直感的に状況を把握できるUI/UX を実装したDXツールの存在です。どんなに多くのデータを取得しても、表形式の縦横に膨大な数字が配置されているだけでは、忙しい現場のスタッフが有効に活用することはできません。現場で重視されるのはIPT (Information per Times)。限られた時間の中でいかに重要な指標を読み取り、次の行動に移せるかです。そのためにもデータの取捨選択を行なったうえで直感的に認知できるグラフィカルなUIを取り入れ、傾向や特徴を瞬時に理解することができるインターフェイスの設計力が必要なのです。

メンバー同士がプロジェクトの状況について議論するときも、グラフィカルに整理されたデータをもとに話し合えるので生産的かつ具体的な相談ができるようになります。テレワークのような環境では特にコミュニケーションの効率が向上し、建設的で効率的なディスカッションを運営することが可能です。当社が開発した工数管理 DX アプリケーションの Playth (プレイス)は、忙しい現場の方をターゲットに、 IPT を重視した情報設計を実現しています。DXは一般に言われるほど実現のハードルが高いものではありませんので、気になる点があればお気軽にご相談ください