デザインがかっこいい研究室ホームページの作り方(web#010)
以前の記事で「デザインの洗練された大学研究室ホームページ事例10選」を紹介させていただきました。
今回はあなたの研究室でかっこいいWEBサイトを作るにはどうすればよいかを、WordPress をベースとした大学研究室のホームページ制作サービスを開発したスパイスワークスが解説します。
【 目次 】
- ・デザインがかっこいい研究室hpの作り方
- ・研究室hpデザインの方向性を認識する方法
- ・WEB制作会社を選出する方法
- ・研究室hpデザインを依頼する方法
- ・あがってきたデザイン案に修正を加える
- ・デザインだけでは意味がない
- ・他の研究室ホームページの実態から学ぶ
デザインがかっこいい研究室hpの作り方
「デザインがかっこいい研究室hpの作り方」と言っても、ご自分でかっこいいWEBデザインを作れるのであれば、わざわざこの記事を読む必要もないと思いますので、ここではWEB制作会社にデザインを依頼する時のポイントについてお話したいと思います。
どのようなデザインにしたら良いか、頭の中にイメージできているのならそれを言葉で表現すればよいのですが、デザインについての知見がないと、そもそもどうすればよいのか、はっきりと思い描けないのが普通です。
現実的には以下のようなパターンが多いのではないでしょうか。
・なんとなくこんな雰囲気がいいけど、はっきりとは思い浮かばない
・いい感じのデザインにはしたいけど、どういった感じが良いかまったくイメージが湧かない
研究室hpデザインの方向性を認識する方法
まずはご自身で今まで見たホームページの中で、お気に入りのものをリストアップしてみてください。
なければ、お気に入りの企業やブランドなどを検索して、「こんな感じが好き」というサイトを1~3点ほどピックアップしてみてください。
「研究室のサイトをこうしたい」というデザインでなくても、直感的に好きだと思えるデザインのサイトでかまいません。
それができたら、今度は他の研究室のホームページやその他アカデミック関連のWEBサイトを見て、その中で参考になりそうなデザインのサイトを1~3点ピックアップしてください(1点でも大丈夫です)。
デザインがかっこいい大学研究室ホームページ事例10選の記事も参考になるかと思います。
この時点で以下2点が用意できました。
①お気に入りの企業やブランドで参考になりそうなデザイン(1~3点)
②研究室やその他アカデミック関連のWEBサイトで参考になりそうなデザイン(1~3点)
このタイミングではまだはっきりとデザインの方向性は決まっていません
が、これらのサンプルがWEB制作会社にデザインを相談するための準備となります。
WEB制作会社を選出する方法
WEBデザインを依頼する先が決まっている場合はこの項はスキップしていただいて結構です。
なんとなくお気に入りのデザインがピックアップできたら、大学研究室の実績があるWEB制作会社を検索し、その会社の制作実績を見ます。
その中で、お気に入りのデザインや参考になりそうなデザインに近い実績がある制作会社をピックアップしてみてください。
制作実績の一覧をざっと見てみると、「ここは堅そうな雰囲気のデザインが多いな」とか「ここは色使いがきれいだな」など、そのWEB制作会社のデザインの特徴が見えてくることがあるかもしれません(見えてこなくてもまったく問題ありません)。
デザインについては、感性が合うかどうかが重要な部分でもありますが、この方法によって感性が合わない企業を外すことが可能です。
もちろん、デザインだけで依頼先を選ぶのはハイリスクです。ピックアップしたWEB制作会社の中で、実績や取引先などを見て、信頼できそうな制作会社に相談することをお勧めします。
デザインだけでなく、システム部分などを含めたサイト公開までの工程、運用・保守まで依頼できる方が、その後のやり取りがスムーズです。
研究室hpデザインを依頼する方法
WEBデザインの依頼先が決まったら、実際に相談を進めます。
デザインを誰かに依頼する時、先程選んでいただいた以下2点が役に立ちます。
①お気に入りの企業やブランドで参考になりそうなデザイン(1~3点)
②研究室やその他アカデミック関連のWEBサイトで参考になりそうなデザイン(1~3点)
上記について、それぞれ「どんなところが気に入ったのか」、「どんなところを参考にしたいのか」をWEB制作会社に伝えてください。
これらの情報によって、デザイン力のあるWEB制作会社であれば、以下のようなイメージを共有できます。
・「お気に入りのサイト」から、どのようなデザインがあなたの好みなのかを把握することができる
・「参考になる研究室やアカデミック関連のhp」から、どのようなUI設計を求めているのか把握することができる
これらを総合して、WEBデザイナーは研究室にマッチしたデザインやUIはどのようなものかといったおおよそのイメージを想像することができるでしょう。
デザイナーはビジュアルで考える傾向がありますので、言葉で伝えるより、実際のサンプルを見せた方が齟齬が生じません。
これらのコミュニケーションによって、より具体的なイメージを共有できるので、「考えたイメージとかけ離れたものが出来上がってしまった。。。」ということを避けられます。
あとはWEB制作会社の力量によるところもありますが、ヒアリングした内容をもとに研究室HPのデザインを提案してくれるでしょう。
あがってきたデザイン案に修正を加える
デザインの意図を伝えたら、次は制作してもらったデザインを確認することになります。
いくら気に入ったデザインがあがってきても、なかなか一発目の案でOKとなることはないでしょう。
修正については忌憚のない意見を出してください。
とはいえ、「どこをどう変えればデザインが良くなるか」を判断するにも、デザインについての知見が必要です。
迷ったら学生さんなど何人かの意見を聞いてみるのも良いでしょう。
なお、具体的な指示を入れることは必須ではありませんのでご安心ください。
「なんとなくここに違和感を感じるんだけど、何か良くなる方法はないですか?」
「具体的にどこが悪いっていうんじゃないんだけど、なんかスッキリしない気がしてるんですよね・・・。どこを直せばいいんですかね?」
など、WEBデザイナーと、ざっくりとした質問ベースで相談するのも良い方法です。
デザイナーの力量にもよりますが、いくつかのやり取りの中でイメージを固め、あなたの気に入ったデザインに近づけてくれるでしょう。
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デザインだけでは意味がない
今回はHP作成の中で、デザインを依頼する工程にフォーカスして解説しました。
とはいえ、ご存じのようにデザインが良いだけのサイトでは意味がありません。
想定するターゲットに対して必要な情報をわかりやすく伝え、サイトを訪れたユーザーもサイトを開設した研究室も、お互いに目的とする成果を得られることが最も大切です。
そのためには、以下の点についても留意する必要があります。
それぞれについて、詳しくは上記リンク先のページをご覧ください。
他の研究室ホームページの実態から学ぶ
スパイスワークスでは大学研究室ホームページ100件を調査して、現状の大学研究室ホームページの実態について、調査結果をまとめました。
他の大学研究室のホームページがどのように作られ、運用されているかの情報は参考になる部分もあるかと思います。是非調査結果をダウンロードしてご覧ください。
>【100件調査!】大学研究室ホームページの実態調査資料をダウンロードする
またデザインだけでなく、大学研究室のホームページを作る全行程をまとめた記事「大学研究室ホームページの作り方を徹底解説」もあります。こちらも参考にしていただければ幸いです。
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