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#43 「いらない上司」と言われない! テレワークでも必要とされる管理職の重要な役割とは!?

いらない上司

テレワークの普及に伴い、社員がオフィスに出社していた頃は元気だった中間管理職が、いわゆる「働かないおじさん」と見なされるようになり、自分の存在価値を見出せなくなっているケースが、ニュースなどで取り上げられることが多くなってきました。
今までのようにオフィスで仕事をしていた時は、デスクの「島」があり、それぞれの「島」に上司がいて、各々の「なわばり」を持ち、他のチームのメンバーは、その「島」の上司の許可なしに、メンバーには仕事の相談をしづらい雰囲気でした。
そのような従来の環境では、他のチームからの依頼を受けて部下に伝えたり、さらに上の上司からの情報を部下に伝えたり・・・と、上司はそのチームのハブとして、重要な役割を果たしていました。

しかし、テレワークが普及した昨今では、上司も部下も、チームの違いも関係なくなり、それぞれの距離が平等になりました。実際弊社でも、国内拠点と海外拠点の距離の差さえなくなってしまいました。つまり、かつての「島」は崩壊し、上司も部下も、一気になわばりから解放されてしまったのです。

朝一仕事

言い換えれば、会社の軸が物理的なオフィスからデジタルインフラに取って代わった、ということです。今まで自分のテリトリーの中で動いていた上司が、活躍の場を失い、落ち込んでしまう・・・というパターンが増えていることも容易に理解できます。

しかし、この変化は上司にとっては、逆にチャンスとなりうるのです。

テレワークによってDX化が進み、社内のあらゆる情報がデータ化されました。だからといって、人の気持ちまではデータ化できません。いかに部下全員の情報がデータベースに集約されたといっても、メンバーの気持ちがそれぞれ違う方向性を向いてバラバラに進むのでは意味がないのです。
そこでチームの方向性をまとめる人物が必要となります。
では、一体どうすればいいのでしょう?

そう、「なわばり」がデジタルインフラに取って代わったのならば、上司は新しいなわばりであるDXツールをフル活用すればいいのです。

例えば工数管理をDX化すれば、メンバー一人ひとりが登録している日報の情報をもとにして、今、どういう業務をこなしているのか、その業務がどんな状況なのか、1on1ミーティングでお互いに確認しながら話を進めることができます。

稼働プロジェクト&稼働推移

その中からメンバーの悩みや迷いを拾い出し、サポートすることでチームの進むべき方向に修正してあげるのです。

テレワークの状況下においてこそ、チームメンバーのメンタルをサポートし、足並みをそろえる役割の必要性は増しています。

DXツールをうまく活用して、メンバーの成長に貢献できる・・・「テレワークでは管理職は必要ないとい」うのが通説になりつつありますが、そんなスキルが「理想の上司」像として求められていくのではないでしょうか。

オフィスの代わりに会社の軸となるデジタルインフラ。部下の成長を見守り、チームの進む方向を一致させるにはDX活用がかかせません。手軽に導入できるDXツール「Playth(プレイス)」についてはこちらからご相談ください。