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あなたの「大切なもの」ってなんですか!?独占・1200秒インタビュー

こんにちは。スパイスワークスの諸星です。
皆さんは、子供の頃から大切にしてきたものってありますか??
夢中になって集めたおもちゃ、辺りが真っ暗になるまで熱中したスポーツ、などなど。
大人になった今でも、何か1つはありますよね。
では、我々スパイスワークス社員が「今」大切にしているものとは何だろう。
「大切なもの」を通じて、我々スタッフの人柄を皆さんにほんの少し知ってもらい
また、インタビューを受けた本人にも何か、対話による新たな発見をしてもらえればと考えました。
というわけで、本日は繁忙期のさなかにもかかわらず(ごめんなさい)、スパイスワークスのスタッフが思う「大切なもの」についてインタビューを敢行しました。

 

とあるデザイナー・Kの場合

 

-大切にしているものは「ひとりの時間」だということなんですが、何をしていることが多いですか?

K: 寝てることが多いです。夜1時くらいに寝て、起きたらお昼の3時だった、とか。
12時間くらい寝られます。

-ええっ!!そんなに寝て、身体がだるくなったりしないんですか!?

スッキリしてますね。寝だめできる派なんで。

-そうですか、うらやましい・・・。
Kさんはイラストが得意だと思うんですが、学生さんの時からけっこう描いていたんですか?

はい。友達とパソコン越しにスカイプで繋がりつつ、お題を出し合って、そのお題のイラストを(パソコンで)描いたりしていました。

-あ、そうなんですね!
それじゃ、完全に「ひとり」というわけじゃなく、顔は見えないものの、誰かとつながっていますよね?

あー、そう言われればそうですね!
今、確かにゲーム(モンハン*)してる時も、友達と繋がって’狩り’に出かけてますね~。
基本、家にいたい派なんですが、家にいつつも誰かと繋がっていたいのかもしれないです。
一人でいるとネガティブになっちゃうから、友達とバカ騒ぎしていたいんですよね。
そう、お互いに仲良かった子が、千葉と長野に帰っちゃったんですよ。
でも、モンハンの発売をきっかけに、ゲーム大好きな長野の子とは以前よりよく繋がるようになりましたね(笑)。

*モンハン・・・2004年発売のハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」の略称。

-さすが平成生まれですね・・・。学生さんの頃からそういったデジタルなものの扱いに慣れている。
Kさんは、大学の頃はネットワーク情報学部だったんですよね。

はい。もともとツイッターも授業で使い始めたのがきっかけだったかな。

-ええーっ!!授業でツイッター・・・(驚)
↑ここでもジェネレーションギャップの壁をまざまざと見せつけられた諸星でした

K作のイラスト。
ひとりの時間に、ファンタジーの世界へ飛び立つような予感を感じさせてくれます。

 

-Kさんは、例えば・・・電車の中でも、ひとりの時間を過ごせるんじゃないですか?
通勤の時は何をして過ごしていますか?

うーん・・・携帯いじってるか、買った本があれば読んでるか、ゲームしてるか、寝てるかですね(笑)。

-そ、そうですか(笑)

家ではボンヤリしてることが多いですね。あんまり何かに集中できない方なんですけど、おうち大好きなので。

-そうですか。じゃ、やはり家にいらっしゃる時がKさんにとって、一番リラックスしてる時、ということなんですね。

そうですね。

 

・・・昭和生まれ、初代ファミコン世代の諸星にとっては、ゲーム好きな人がもんはんもんはんと騒いでるのを聞いてもあまりよく分かりませんが・・・
基本、ひとりでいる時間が大切だと思っていても
実は誰かとの繋がりを求めていた、ということに気付いたわけですね。
平成生まれで、このブログをご覧になっている皆さんはどう思われましたか?

 

とあるディレクター・Oの場合

 

-大切にしているものは、飼っておられる猫さん(健太郎さん、通称けんちゃん)だということなんですが、なんと、けんちゃんは御年25歳・・・!?人間で言ったら・・・100歳くらいですか??

健太郎さん(25歳)千葉県・男性
25年分の貫録が滲み出たお姿ですね。

O: そうですね・・・。家猫なので、病気をもらいにくいんですよね。

-けんちゃんとご一緒に暮らして、8年になるそうですが、何か印象に残っているエピソードはありますか?

・・・いつも一緒なので、あまり特別なエピソードはないんですが・・・、5年前くらいでしょうか、一度危険な状態になった事があって、食も細くなって、入院したんです。お医者さんが心配して、いろんな種類のえさを与えてくださったところ、猫用缶詰のホタテ『だけ』を拾って食べて、みるみるうちに元気になりました(笑)。

-へぇ~!!ホタテを・・・

とにかく高齢で、腎機能も低下しているので、首の後ろに体液と同じくらいの濃度の食塩水を注射して水分補給させたり、人工給餌といって、太い注射針を使って猫用の餌を消化しやすくしたものを口から入れてやったり、いろいろお世話しています。
嫌がられる時も多く、どんどん嫌われて、(最初はかわいい声で鳴いてくれたのに)野太い声で鳴くんですよ・・・

-おとなしい時はあるんですか?

寝てる時ですね~。
体力もだんだんなくなってきて、例えば、餌を頭の上に持って行って、そのまま頭の後ろに持って行ってやると・・・後ろにポテッと倒れちゃうんです。

-(笑)かわいい!!
それじゃ、最後にけんちゃんに一言どうぞ。

長生きしてください!(にっこり)

 

ディレクターOの、高齢となった家族への愛情あふれるコメントでした。
健太郎さんは25年もの(猫の年でいうと100年余の)間、そのつぶらな瞳で皆の思い出を見続けてきたのですね。
お機嫌を損ねつつも、けんちゃんはお世話してくれるご主人への恩を生涯忘れないはずですよ。

 

とあるエンジニア・Fの場合

 

– Fさんが大切にされているのは「和のこころ」だということなんですが・・・そういえば、夏休みの間、島根に行かれてたんですよね。

F: ええ。出雲大社は、今年60年に一度の遷宮の年で、伊勢神宮は20年に一度の遷宮です。記念すべき年らしいですよ。
平日だったんで、そんなに混雑はしていなかったんですが、やっぱり人は多かったです。
若い女性なんかもパワースポットとかいって訪れる人も多いみたいですよ。
僕は、日本の古いものを大切にしたい、という思いがあって、一度出雲大社には行ってみたかったんですよ。
みんな、ないものねだりというか・・・外に目が向きがちですが、もっと身近にあるもの、自国の素晴らしさを知って世界に発信すべき、それこそが本当の意味でのグローバルなんじゃないかと思います。

-確かにそうですよね。Fさんは、歴史の勉強などをされてきたんですか?

はい。最近になってですが、けっこうはまって明治期から近現代史など勉強しました。

-へえ。そうすると、わりと現代に近い時代ですね。

ええ。先祖への感謝をしつつ、日本人としての誇りをもって生きたいと思います。
食べ物とか日常購入するものなんかも、できれば国産のものを選びたいなと思うようになりました。
もうちょっと若ければ、職人なんかにもなってみたかったなと、最近になって思います。

-あー、なるほど。日本の伝統工芸とかですね。じゃ、もし今、Fさんがなれるとしたら、何の職人になりたいですか?

そうですね、京都の京友禅とか・・・手作業でいくつもの工程を経て時間をかけて作られていて素晴らしいなぁと思います。

この春は、長崎の軍艦島にも行ったんですよ。父親と2人旅です。
この年になるまで、親から「どこか行こう」って誘われても「面倒くさい」と思っちゃってたんですが、あまり自分の親とゆっくり話したこともなかったと。この時に、祖父が父親に話してた、当時の話なんかもいろいろ聞いたんですよ。

-あー、そうですよね。それ大事ですね!
自分の祖父母がいて、父母がいて、その延長線上に今のわれわれの生活があるんですもんね。

そうですよね。だから、僕の場合は大人になってからですけど・・・そういう機会を作ったりして、自分のルーツや歴史を知って、今に感謝しながら生活していきたいなと思います。

F愛用のかばん。メイドイン京都だそうです。
島根のゆるキャラ「しまねっこ」をお供に。

 

うーん、心に深く響くお言葉ですね。

 

いかがでしたでしょうか。
皆さんも隙あらば・・・周りの人に突撃インタビューしてみませんか?
友人、同僚、また家族にしてみても。
普段見ている顔とはまた別の、意外な一面が垣間見られるかもしれませんよ。