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#45 プレイングマネージャーをポジティブにとらえてみる

忙しいプレイングマネージャー世間一般では「プレイングマネージャー」という立場は、チームのマネジメントをしながら自分も手を動かす、それこそ業務の幅が広くて大変そう・・・というネガティブな印象を与えるワードとして利用されることが多いです。

しかしプレイングマネージャーは、本当にネガティブにとらえられるべき立場なのでしょうか?

確かに以前は「本当はマネジメントに徹したいけど手が足りなくて自分で手を動かさざるを得ない」というネガティブなシチュエーションに置かれたプレイングマネージャーが多かったのは事実です。

しかし今は、専任のマネジャーとして「管理に徹し、多くの人数を管理することにやりがいを燃やす」のか、プレイングマネージャーとして「プレイヤーをメインとしながらチームメンバーを活用し、現場の第一線に立ち続ける」のかを選択できる時代になっているのです。

そう考えると、いまのような時代では、プレイングマネージャーは有利な立場にあると言えるのではないでしょうか。

なぜプレイングマネージャーが有利な時代になったのか?

それは DX や AI など、テクノロジーを駆使してマネジメントすることが、いえ、 DX や AI が自分に変わってマネジメントしてくれる状況がすでに現実のものになっているからです。

フードデリバリーサービスを例に挙げてみましょう。AI がユーザー(顧客)からの受注を処理し、 近くにいるドライバーを指名します。ドライバーは AI が指示した最適ルートをもとに配達します。
このように、すでに AI がマネジメントし、 AI の指示のもとで人が動くワークフローが実現しているのです。

ここまで機能的にデジタルが働く現場はまだ限られています。とはいえここまでいかなくても、DX化が進んでいる現在なら、それを活かして多くのマネジメント業務を省力化することができます。

例えば、部下の残業時間管理。

業務時間カレンダー
マネージャーになると部下の労務管理も求められますが、ある程度まではDXに任せることができます。
勤怠や工数管理アプリケーションを活用すれば、メンバーの業務時間が一定の時間を超えると、超えた部分が赤く表示されるよう設計されています。つまり「この日は所定勤務時間より多く働いていますよ」と、アラートを発してくれます。

また、チームメンバーを稼働時間順に並べ替え、その結果をもとに、メンバーの負荷の偏りをなくすようなリソースの再配分につなげることができます。

ユーザー別稼働集計

このように DX を活用し、部下の労務管理はデジタルに任せることで、自分は顧客サービスの品質向上や自らのスキルアップに時間を充てることができます。

くつろぐ、ゆとりあるマネージャー

「プレイングマネージャー」としてチームメンバーを活用することにより、プレイヤーとして自分の能力を最大限に発揮しつつ、チームメンバーを活用して業務のボリュームを広げ、自分の時間を確保しながらも、単独では成しえない成果を生み出すことができるのです。

DXツールの強みを活かし、プレイングマネージャーという立場をフル活用しましょう。画面でご紹介したのは弊社で利用しているPlayth(プレイス)という DX アプリケーションのワークログ機能です。詳細はこちらからご覧ください。