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#44 中間管理職の負荷軽減!!~上司が自分の時間を作るために絶対にすべきこと~

上司に負担が集中

ここ数年のニュースでは、会社のマネジメントに関するトピックとして、コンプライアンス、ハラスメント、ダイバーシティ・・・など、さまざまな新しい課題が取り上げられていますが、これらは主にトップから降りてきて中間管理職が担当する、というパターンが多いでしょう。テレワークになり、働き方も変わり、中間管理職の悩みは増える一方。
働き方改革で部下の仕事時間が短くなる傾向にありますが、中間管理職は部下を早く帰らせようと動くあまり、逆に残業が多くなってしまう状況も発生しています。

部下の管理やサポートに追われ、自分の時間が持てずに日々をやり過ごす・・・

このような中間管理職のみなさんの悩みをなんとか解決したいところです。

とはいっても、かつての自分の上司がやっていたような強権的な方法は現代では通用しません。

自分の負担を減らし、今の時代に合った方法で部下にいかに有効に動いてもらうか。今の中間管理職は自ら道を切り開いてゆくしかないのです。

そんな時こそ、DXが強い味方になってくれます。

とはいえDX化するだけでは意味がなく、それをいかに戦略的に活用するかが上司の負荷軽減につながります。
DXを有効活用するには「戦略」が必要なのです。上司の負担を軽減するために「DXを何に役立てるか」の戦略を立てずにDX化を実現しても、社内にいらないデータがたまる一方で、何の役にも立たないのです。

ここでおススメするのは、「DXを部下育成に役立てる」ことです。

昨今は業務負荷を軽減する様々なデジタルツールがありますが、部下が成長しない限り、上司への負担集中は根本的な問題解決に至りません。
逆にいうと部下が自走してくれるようになれば、上司の負担は確実に軽くなり、業績の向上にもつながります。

そこで私たちがお勧めする具体策が、「DXを活用した上司と部下の1on1ミーディング」です。ここで、客観的なデータを見ながら部下と対話することが大切です。

ユーザー一覧と個人詳細

ポイントは、指導するのではなく質問を投げかけることです。
「ここで急にこのプロジェクトの時間が増えているけど、何かあったの?」と画面を共有しながら質問していきます。
部下は上司から聞かれたら「あれ、なんで時間がかかったんだろう」とあらためて振り返りアウトプットする機会が生まれます。アウトプットすることで、部下の頭の中で曖昧だった問題点が整理され、自ら解決策を見いだせるようになるのです。

上司から部下にいくらアドバイスしても、上司が思うほど伝わっていないのが現実です。ましてや行動に移してもらうのは至難の業です。上司からすると残念な話ですが、上司が伝えたことを受け入れ、行動に移す部下というのはかなり稀な存在ではないでしょうか。
ですから対話の中で部下が自ら問題点を明らかにし、解決策を考える機会を提供することが、最も効率のよい部下育成につながるのです。

部下が成長して作業効率が上がることで、結果的に上司の時間も調整が可能になり、中間管理職が自分を成長させるための時間を確保できるようになります。

重荷をおろして軽くなる

自分も部下も成長し、組織としての力も強くなり、会社の成長につながり、重宝される人物になれる。DXの導入で、まずは両肩に乗り続けている重い荷物から自分を解放してあげてはいかがでしょうか。

弊社で利用しているDXツール「Playth(プレイス)」のワークログアプリ。工数管理システムながら、工数の状況把握だけでなく、人材育成による業務効率化という問題解決に軸を置いていることが特徴です。