共創がもたらすデザインへのアプローチ ~ペアデザイニング~
こんにちは。
コミュニケーションデザイングループの熊田です。
最近、ミャンマー、さらにいうと、シャン族の方がインターン生としてWEBデザインの勉強をしにきており、刺激的な日々を過ごしています。
弊社では、 組織のあり方・組織として物事への取り組みを通じて、業務改善やクオリティの向上などいろいろな試みにチャレンジしています。
今回は、シリーズ第3弾として「デザインチーム」での取り組みについてご紹介します。
早速ですが、共創というと、企業と顧客が一緒になって「何か」を創りあげる意味合いでしばし使われますが、
その概念をデザインチームではペアとし一緒になって作り上げていくスタイルを導入しています。
「誰が」「どんな風に関与」するかが重要なkeywordです。
ペアでデザインしていくってどんな姿を想像しますか?
・1人は画面の前に立ち、1人はPhotoshopを動かす・・・(こ、こわっい)
・要所要所でデザインを確認し、一緒に制作していく・・・(まだ、中途半端なんですけど・・・)
・ちょっと今日は忙しいので、続きやっておいて!・・・(えっ、いいけど俺色に染まっちゃうかもよ・・・)
などなど想像できるかもしれません・・・
物事の進める上で重要なのはやっぱスタートですよね!ってことで、
そして最もパワーを使う所で、関わってくれる人がいることにより心にゆとりができ柔軟な状態で、デザインに取り掛かることができます。
そんな、初期段階に重きをおき変化を加えることでさらに良いサイクルへと導いていければと考えました。
ディレクターから、クライアントからの要望を聞き or 打ち合わせに同行し、デザインに取り掛かってからある程度形になるまで、基本的に「1人」で行うことが多々あるかと思います。
というのも、
- クライアントからのブリーフ資料
- デザイン的要望
- サイトを通じて実現したいこと
- 伝えたいMessage
- 各種素材の有無
まだまだありますが、ひとつひとつがとても重要であり、これらを鑑みてデザインしていくというのは結構至難の業だと考えます。
経験が浅ければ浅いほど難しく、経験が多い人でも凝り固まった頭の中で進めてしまって面白味に欠けるものになってしまうこともあります。
そこで、現役デザイナーっと共創することで、新たなる視点・発想を得てデザインに取り組むことにより面白い仕事へとなること間違いなし!
以下実践中の事柄:
【1】 ブリーフ資料を共に読む
クライアントからの思いが詰まったラブレターを一緒に読む・・・そしてまとめる
【2】 社内会議の出席を共に
ディレクターから、クライアントの説明を一緒に聞く・・・そしてまとめる
【3】 デザイン要望/サイトを通じて実現したいこと/素材を元に
アイデア出しをし、コンセプトを明確化しどう表現するのが良いのか一緒に考える・・・そしてまとめる
【4】 デザインが出来た段階で、第一印象を共有する
伝えたい内容が、素直に受け取れるサイトになっているかを話す・・・そしてまとめる
(デザインはメイン担当が行います)
【5】 社内レビュー → クライアントへ提出
共創だけに、クライアントからの反応を ワクワクx2 しながら待ちます。
【6】 デザイン修正が来た際の共有
といろいろやっても、デザインが大きく変わるような修正が来たりもします。
重要なのはクライアントからの修正内容を読み、評価(気に入ってもらえている)部分をどれくらい
見つけそこを伸ばしながらも修正していき、さらに良いものへと変貌させることだと思います。
ネガティブ部分に目が行ってしまいそこをどう修正していくかだけを
考え始めるとドツボにはまるので、評価ポイントを探してくれるひとがいるととっても心強いです。
上記をディレクターと共にやっている会社もあるかと思いますが、
同じチームとしてやっていくことに意味があり、携わる案件が増えお互いにとって相乗効果が生まれると思います。
参考にして頂けるとうれしいです。
やり方は、会社やそこにいる人によって様々なので、ベストな形に持っていけるように探り続けてみてください!
まとめ:
どうやら仕事が数倍楽しくなったようだ。
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