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#17 あきらめないで!リモートワーク時代のDX人材育成

リモートワークでの人材育成

人材育成において最も重要なのは、その人の“特性”を引き出すことです。挨拶の仕方や名刺交換といった社会人のマナーはマニュアルを通して教えることができますが、クリエイティブ業務についてはそうはいきません。画一的な教育を行なえば、一人ひとりが同じレベルで仕事ができるようになるかもしれませんが、せっかくの個性を潰してしまう可能性があります。社員の個性は会社の強みにつながるもの。その個性を伸ばしていくためにも、まずは何が苦手で何が得意なのかを「見極める」ことが重要です。しかし、リモートワークが中心になりつつある昨今において、個人の特性を見極めるのは至難の業です。個々が自室にこもって業務を行なう時間が長くなるので、オフィスで働いていたときのように働きぶりを見ることはできません。情報不足では人材育成もままならないのが現状です。

そこで利用すべきはデジタルの力です。スパイスワークスでは日々のチームメンバーの“働くをデータ化”し、可視化することで人材育成につなげています。具体的には、独自に開発した日報登録アプリ「Playth(プレイス)」を利用し、どのようなプロジェクトで、そしてどのような業務で、時間が掛かっているのかを把握しています。

スタッフの業務状況を共有

例えば、ユーザー詳細画面を見れば、「企画に時間が掛かっているけれど、進行管理は得意」「デザインに時間を使っていて、コーディングはスピーディーに終わっている」といった傾向を見つけることができます。得意・不得意分野を踏まえることができれば、本人に合った育成計画を立てることもできますし、仕事の割り振りの仕方にも変化が出てくるでしょう。感性が問われるクリエイティブ業界においても、DX(デジタルトランスフォーメーション)が業務効率化・人材育成の大きなカギとなっています。

関根 聖二
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