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インタビュー形式でペアクリエイションについて聞いてみました!

以前からたびたびご紹介しているペアクリエイション。
現在、ペアを組んでいる2組にインタビューを行いました!
参加してくれたのは、ディレクターの井上&金野ペア、デザイナーの市川&鶴川ペア。
それぞれの立場から実践したペアクリエイションを語っていただきました。

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井上さん、金野さんペアにお聞きします。金野さんに対してどういった成長をしてもらいたいと考えていますか?

井上:
まずは、みきちゃん(金野)は別の業界から入ってきているので、スパイスワークスでやっているディレクションってどんなことなのかというところから入っていかなきゃいけなかったので、まず全体の仕事の流れを把握してもらいたいなというのがありました。
その流れを把握して、ゆくゆくは1人で案件を回していけるようになって、クライアントに対してどういう作業があるのかとか、今進行しているプロジェクトの中で、どういう作業があるのか、その中でディレクターってどういう位置づけなのかというのを覚えていってもらいたいと思っています。

全体の流れを把握してもらうために、2人の間でルールを決めたりとか、井上さんが心がけていることはありますか?

井上:
いつでも横で声がかけられるような席の位置で作業を行っているので、なるべくそこは崩さないようにしていますね。
なにかあったら声がかけられるように。声がかけづらい位置で仕事しちゃってると、コミュニケーションが難しくなっちゃうと思うので。

それでは、金野さんの成長を感じた瞬間はありますか?

井上:
飲み込みが早いっていうのが大きいですね。
口頭で何かのついでに伝えたことをしっかり覚えてたりするのが、それはすごいなと。
あとからその話を伝えたときに、『この間言ってたことですよね。』みたいなのが返ってくると、あ、吸収がすごい早いなみたいな。

逆に『ここはまだまだもうちょっと頑張って欲しいな』というところはありますか?

井上:
やっぱりどうしても今覚えながらなので、作業に集中してしまうっていうのはありますね。
次のステップとしては、クライアントから依頼を受けた時に、何でそれを求めているのか、
どうしてそれをやって欲しいと言っているのかというところに目を向けられるようになったら、さらに成長できるんじゃないかと思っています。

井上さん、ありがとうございました!

それでは次に、市川さん&鶴川さんのデザイナーペアにお聞きします。
市川さんは鶴川さんとペアで作業をしていますが、市川さんが在宅勤務ということもあって、コミュニケーションが難しいのかなと思っているんですけど・・・・

市川:
確かに、難しいですね。
きちんとコミュニケーションを取らないと意思疎通が難しいと思います。
チャットだと細かいデザインのニュアンスや言っている事が伝わりづらいので、
電話やビデオチャットで話したりしてコミュニケーションを取るように心がけています。

どんな点を意識して伝えていますか?

市川:
ユーザーが使いやすいものでなければならないので、まずユーザー目線で考えたときに伝わるか、わかりやすいかを考えた上で、クライアントの意見をしっかり取り入れるということを意識しています。
そのことを意識しながら、デザインを考えてもらいたいということを伝えています。

どういうときに鶴川さんの成長を感じますか?

市川:
業務全体を細かく理解できるようになった点で成長を感じますね。
広い範囲でやることを把握しながら、人に聞いたりメモをしたりして細部までしっかり理解しながら、業務に取り組めるようになったと思います。
今後はその知識を活かして、自分ならではのデザイン表現やアイデア、考えを積極的にまわりに発信していけると、仕事やアイデアの幅がさらに広がっていくと思います。

市川さん、ありがとうございます!
それでは、後輩組の金野さんと鶴川さんに実際、ペアクリエイションをやってみた素直な気持ちをお聞きしたいと思います。

金野:
実際、半年スパイスワークスでペアクリエイションを行っていて、メリットとデメリットというか、良いところと悪いところがあると思っていて。
良いところとしては、すぐに先輩に聞けるとか、対処方法として、クライアントにとっても社内にとっても良い方法が見つかるので良いな、とは思います。
ただ、デメリットとしては、もう1人誰かいるっていうので、甘えてしまう面もあって。
ここの部分わからないから、聞けば良いやっていうのがあって、自分で考えて動くっていうのがちょっとおざなりになってしまうのがありました。
なので私は、こう考えているんですけどどうですかっていう提案型に切り替えて、コミュニケーションをとるように心がけています。

鶴川さんはどうですか?

鶴川:
どの人とペアになっても人によって違って、基本的なところは一緒なんですけど、その人その人で特徴があるじゃないですか。
だからそういうところは気づいたら吸収しよう、みたいな。盗もう、とかそういうのは常に考えてますけど、ペアはそこが良いですね。
なんか色々考えさせられるというか。頑張らなきゃって。あとは何かその人たちの良いところを見れるから。そういう風にできるようになりたいなぁ、と。

今回のインタビューでは、緊張感漂う空気も、次第に和やかな空気に変わり、
それぞれの立場での仕事の取り組み方やペアの相手への接し方など、インタビューを通じて改めて考えさせられることも多かったように思います。

※今回のテーマ『ペアクリエイション』については過去の記事をご覧ください。

「ペアディレクション」をやってみて…
共創がもたらすデザインへのアプローチ ~ペアデザイニング~

次回は、結婚・出産に対する女性社員の考えや意見をズバリ聞いちゃいます。
お楽しみに。