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Works 制作実績

スケジュール管理機能+チャットシステム “C4+SP”

九州大学(山田政寛研究室)

eラーニングプラットフォーム「moodle」のモジュール開発

九州大学の山田政寛研究室では、教育工学、学習科学の観点からICTを使用した学習環境について研究を行なっています。以前より山田准教授とお付き合いがあった当社は、2016年にコミュニケーションを可視化するシステムを開発しました。このシステムは、チャットを通じてユーザー同士の関係性を可視化するものです。人と人との関係性を表す“庭”をコミュニケーションの場として設定し、ポジティブな会話によって花が咲いたり、鳥が飛んだり、道が生まれるようなチャットシステムとなっています。2017年には、スケジュール管理機能の開発に取り組みました。

スケジュール管理機能+チャットシステム “C4+SP”

細かな要望ヒアリングと、開発環境の整備に注力

スケジュール管理機能とは、一つのプロジェクトに対して、どのユーザーがいつどんなアクションをしたかというログが残るシステムです。個々のタスクや達成状況を登録できるだけでなく、成果物のアップロード(受け渡し)も可能。セキュリティの観点より大学側の本番環境にアップできないため、システム環境をヒアリングして本番環境と同等の開発環境サーバをAWSで構築したのちに、開発を進めました。准教授とは3年以上前からシステムに対する細かいご要望を伺って、実現に向けてどうすべきかを話し合いさせていただいています。准教授と二人三脚で進めているプロジェクトのため、お互いに意見を出し合い「どう実現するか」を前向きに考え、試行錯誤を繰り返してきました。
九州と東京という遠隔地でのコミュニケーションでしたが、准教授のご協力もあり密な連絡を心がけることでゴールを共有して進めることができました。

moodleの特性を理解し、開発を進める

eラーニングプラットフォーム「moodle」を使った開発のリクエストをいただいていました。基幹システムのデータベースから対象ユーザーなどのデータを引き継ぎながら、moodleモジュールを開発し、プロジェクト管理機能や成果物のアップデート機能を追加。共有サーバ領域といったmoodleの特性を踏まえ、開発を進めていきました。ポイントとなったのは、ログの機能です。今の教育・学習支援システムでは学習者がどういう行動を取り、どういう効果があったのか示すエビデンスが求められています。世界的にもログを踏まえた学習効果を検討する研究も進められており、注目されていますが、当社はコミュニケーションの可視化機能開発からログ機能の開発に貢献してきました。
ユーザーの行動記録を分析するため、あらかじめアクションを定義しておく必要がありました。15パターンのアクションを設定し、ログを取得できるだけでなく、ダウンロードもできるように実装。フロントエンドにおいても、保存の処理をAjaxで行なうなど、UXにも力を入れています。

デザイン面とシステム面、ワンストップで対応

准教授からは、「デザイン制作もしくはシステム開発、どちらか一つしかできない会社が多い中、スパイスワークスはデザイン力とシステム力を兼ね備えている会社」「教育・学習支援システムの開発実績があり、研究推進にご理解があるところ(研究で求められそうな点など意識し機能開発を行われる点など)、さらにフレキシブルなご対応もして下さるということで、大変感謝しています。」という声を寄せていただいています。さらに評価いただいているのは、当社側から色々な提案を行なう姿勢です。今後もITの分野から、研究の一助を担っていくことが私たちの役目だと考えています。