Works
制作実績
公開日 :2025年12月
製作期間:1.5ヶ月
ボリューム:1ページ
ミキハウス様の2026年ミキハウス春夏コレクションサイトを制作しました。
本シーズンのテーマは「Vacation」。子どもたちがすごす特別な時間、その中で感じる心地よさや高揚感を、Webサイトでどのように表現するかがプロジェクトの核となりました。

時間帯で表情を変える、バケーションの空
「バケーション」というコンセプトを受け取った時、プロジェクトメンバーの頭に思い浮かんだのは、子どものころに家族旅行で見た空の記憶でした。キャンプ場の青空、海辺に沈む夕日、テントの外に広がる満天の星。そのイメージをそのままWebサイトの演出に落とし込み、日中・夕方・夜と時間帯によって空の表情が変わる仕掛けを取り入れました。サイトを訪れるたびに異なる空が出迎えてくれる、バケーションを彷彿とさせる体験を目指しています。
実体験から始まるものづくり
プロジェクトのスタートは、ミキハウス様の大阪本社で開催された展示会への訪問でした。今回のコレクションの主旨や各商品の品質へのこだわりをご説明いただきながら、実際に手に取り、素材の肌触りのよさを体感するところから制作が始まりました。
見た目の美しさだけでなく、子どもたちが快適にすごせるようにというミキハウス様の想いを、まず制作チームが全員で共有すること。それが、コンセプトに寄り添ったWebサイトの表現につながると考えています。
動画を軸に据えたコレクション体験
今回、各シリーズの見せ方として、動画をベースにしたアプローチを採用しました。動きや空気感を含めてコレクションの魅力を伝えることで、ユーザーの理解と興味をより自然に引き出す構成としています。この手法は社内でも好評をいただき、実際に店舗のディスプレイでもこのサイトをご活用いただきました。
店頭でのユースケースまで見据えたUI/UX設計
制作にあたって意識したのは、Webサイトがオンラインだけで完結しないという点です。お客様が店頭でスマホの画面を店員に見せ、「この商品を探しています」と声がけするシーンが多いとうかがっており、商品写真をスマホ画面に収まりよく、店頭で提示しやすいインターフェイスを心掛けました。
また、ページが縦に長くなるほど最後まで見てもらえる割合が下がるという課題に対しては、各シリーズ内の商品を横スワイプで閲覧する形式を採用。見たいシリーズまで素早く縦スクロールで到達し、そこから横スワイプで商品を深掘りできるという、二層構造の回遊動線を設けました。
長い信頼関係の中で、常に新しい挑戦を
ミキハウス様とのお取引は、現在20年以上にわたります。その中で一貫して変わらないのが、ものづくりとクリエイティブ表現へのこだわりです。現状に満足することなく、シーズンを重ねるごとに良かった点を踏襲しながら、毎回新たな試みを加えていく。
次のシーズンに向けた設計もすでに始まっています。今後も、ブランドの価値をWebサイトでいかに伝えるかという挑戦を、ともに続けていきたいと考えています。