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Works制作実績一覧

東京大学 Go Global Gateway

東京大学

Shibboleth(シボレス)認証とLaravelによる開発

国際総合力認定制度(Go Global Gateway)は、東京大学が、学生の国際総合力を伸ばすためにスタートした制度です。この制度への登録、各種レポート提出、認定証発行までの管理に関わるLMS(学習管理システム)の開発およびUI/UXデザインを当社が手掛けました。

東京大学 Go Global Gateway

教育機関が推進する技術を使った開発

開発をする際、ポイントとなったのは2点あります。一つ目が、Shibboleth(シボレス)認証システムの導入です。Shibboleth(シボレス)認証システムとは、国立情報学研究所(NII)が導入を推進する全国の大学や研究機関の共通認証基盤。なりすまし認証を防ぐセキュリティ認証で、サービスごとに別々のID・パスワードでログインしていた認証を、校内の認証基盤に一元化することで一つの認証であらゆるサービスにログインできるようになるシステムです。
そして二つ目がPHPフレームワークLaravelの導入です。Laravelを選択した背景は、チーム開発の際でも一定基準のセキュリティが担保されるため、最低限の品質を保証出来る事および、様々な便利なプラグインが標準実装されているため開発コストの大幅な削減につながるためです。この2つの技術を取り入れることで、教育機関が定めるセキュリティとコストの両軸の開発を実現しました。

「使わなければならない」から「使いたい」デザインへ

デザイン面においても、「どうしたら学生に使ってもらえるか?」「どうしたら使いやすいか?」を追求しました。ブルーを基調にしたシンプルで操作性の高いUIを生み出し、レスポンシブデザインでスマホにも対応しています。東京大学には外国籍の学生も多いため、日本語と英語を表記し、誰もが迷わず使えるデザインを目指しました。
学生にとって、より使いやすいシステムへと改善を加えていきたいと考えています。管理する職員の方からも高い評価をいただいており、クライアントの要望に沿った開発ができたいと考えています。